外国人材を雇用を考える企業必見!外国人材の活用を受入企業の目線で徹底解説(4)〜行政書士との出会い方〜

外国人材雇用
受入れ企業の目線で徹底解説

今回は、行政書士の活用方法や出会い方を解説します。

さっそく、はじめましょう!

行政書士とは

弁護士や税理士、会計士はよく聞くけど、行政書士って聞き慣れないなぁと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

行政書士は、官公署に提出する書類等を正確・迅速に作ること、またその提出手続きの代理を担う
いわば行政手続きの専門家(国家資格者)です。

総務業務を行っていると、例えば登記や役員変更等でも手続きを依頼することもあります。

外国人材雇用にとっての行政書士とは

本題ですが、個人的には、外国人材雇用にとっても行政書士は大切なパートナーです。

  • 在留資格取得にあたっての相談
  • 過去の類似の事例
  • 在留資格取得や変更、更新書類の作成
  • 諸書類の提出

など、欠かすことのできない存在です。

ある程度知識があっても、法改正についていけなかったり、自社内での事例だけでは十分ではなく他社の事例の情報をもらったり、他にも業務がいろいろあるので外国人雇用管理に時間を割くことができない時に書類作成をしていただいたり、本当にあらゆる場面で相談させてもらっています。

でも最初は、行政書士選びを失敗しました。知識が少なく信頼ができませんでした。対象外国人材の在留資格は取得できたので良かったのですが、その後は依頼していません。

行政書士の良い先生の出会い方

前提として、行政書士は国家資格に合格しているので、専門家であることは間違いありません。これを否定するつもりもありません。

ただ、先生も人間なので、得意・不得意があります。

私の会社でも、登記等の行政書士の先生と、外国人材関連の行政書士の先生は別の方にお願いしています。

ここでの「良い先生」は「外国人関連に強い先生」ということで理解をしていただければと思います。

行政書士会会員検索で検索する

王道です。笑

行政書士会にアクセス

ご利用上の注意を読み、「同意して検索する」をクリックします。

続いて、必要事項を入力し、検索します。

事務所の所在地:自社の近くで探すのもありですが、手続きは郵送でできてしまうので特別こだわる必要はないかもしれません。顔見て依頼したい場合は、近隣で探してください。
氏名:あてがなく探すので空欄でOK
主な取り扱い業務:外国人関連
特定行政書士:諸書類の提出も依頼したい場合は、チェック
(オプション)
属性種類:個人事務所がよい、法人がよいなど希望あればチェック

検索ボタンを押すと、下に該当する先生のデータが表示されます。

一番左に「詳細」ボタンがあるのでそちらをクリックすると先生の詳細情報が出てきます。

詳細ページの一番下に「主な取り扱い業務」があります。

取り扱い業務が少ないこと(外国人関連のみならベスト、2〜3種類くらい)

理由は、その限られた業務に精通している可能性が高いからです。
個人的な意見と思っていただきたいですが、外国人関連は閉鎖的で、解釈が様々でき、経験が重要だと考えています。そのため、外国人関連をメインの生業としていることに重きを置いています。

候補リストを作成

検索結果から、候補リストを作成します。詳細に書かれている情報を書き出しておけばOK

候補リストに片っ端からあたる

ここは手間がかかりますが、重要な見極めポイントです。

問い合わせ文を作成して、どんどんあたっていきます。

文例:

◯◯社のAと申します。この度、外国人材を採用することになり、ご相談と書類の作成を依頼する先を探しています。
当社は、△△△のような業務を行っており、

◯◯社のAと申します。この度、外国人材を採用することになり、ご相談と書類の作成を依頼する先を探しています。
当社は、△△△のような業務を行い、外国人材には◇◇◇の業務を担っていただきたいと考えております。
相談料や書類作成にかかる費用のお見積りをください。

対応の可否の確認が、もちろん最優先なのですが、他にも

  • 対応スピードの感覚
  • 丁寧さ
  • 親切さ

などを評価してみてください。自分たちと合うかを考えてみてください。同じ質問を投げることで公平に評価することができると思います。

私は、上記に加え、オンラインで対応してもらえるか(メールやWEB会議)を重視しました。テレワークなどもしているので、毎回来社されても困るなと。

ここで数社に絞られると思います。

依頼先を決定

最後の数社は、面談(私の場合はオンライン)で実績と費用のすり合わせを行いました。私の場合は取得したい在留資格が決まっていたのでその在留資格の取得支援実績を重視して、最終2名にお願いすることにしました。

セカンドオピニオンを取りたいので1名だけにしないほうが良いかなと思ったのがその理由です。
他にも決めたけど実際に業務依頼したら期待と違ったときのリスク回避も裏の目的です。

ただ、在留資格の期日管理もお願いしたいので、メインとサブという感じで依頼しています。また、最初から2名にお願いすることも先生方に伝え了承を得ています。

行政書士会の無料相談を利用してみる

各都道府県の行政書士会が無料相談を行っています。ここで相談してみて、良さそうだなと思った先生の名前を聞くのもありかもしれません。私はこれは実際にやったことないです、すみません。

東京都行政書士会の無料相談会

外国人関連のセミナーに参加してみる

外国人関連のセミナーに参加すると、行政書士の先生が講演されることもあると思うので、その方に問合せてみることもありだと思います。実際に依頼してみたいと思った先生がいましたが、得意な在留資格が私の希望と異なったため依頼には繋がりませんでしたが、可能性はあると思います。

いかがでしたか?

ご覧いただいている皆様の外国人材活用の一助になれば幸いです。

今回は以上となります!良い出会いがありますように

よろしければ、1〜3もご覧ください

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